東京進出記念!スパイス食堂サワキチで麻婆麺の新境地を見た!

更新:2019年07月16日 21時20分53秒

投稿:2019年07月07日 13時42分57秒

おじさんの食レポ


コンチニワ。
現場おじさんです。



最近仕事で建設会社への出入りが激しいおじさん。
先日は足場の会社さんへお邪魔してきました。

Iqシステム足場、じわじわと流行ってきていますね。
従来のくさび式足場の階高が1700mmだったところを1900mmにしたのIqシステム足場。
現代人の体格に合わせた足場として作業性と効率性を高めた新商品です。



ただ、すでに保有しているくさび式の在庫を腐らせずに取り入れたり運用していくことが求められると思うので、そのあたりは足場在庫を持つ会社さんにとって采配の悩みどころになりそうですね。

リースも行われているようですが、本格的に浸透してくるのはまだまだこれから、というイメージです。
今後も注目していきたいですね。

興味のある方は「タカミヤ Iq」で検索!



 東京築地進出記念で来店 

てなわけで、本日は大阪南船場にあります「スパイス食堂サワキチ」さんへとランチタイムにお邪魔してきました。
最近HOTなムーブメントになっている「麻婆麺」のお店さんです。













7月9日(火)東京築地に3店舗目がOPENするとのこと。
これはめでたい。
さっそく記念に麻婆麺いただいちゃいます!


 おいでませ麻婆麺 


豚骨麻婆麺:800円

ベーシックな豚骨麻婆麺をチョイス。



Oh、きょうも絶妙にキイてますねスパイス。
食欲を掻き立てる旨味、調和する麻婆。
ツルとシコの良く利き麺がそれらを余さず絡めとり、幸福を口に運ぶ。

サワキチさんの麻婆麺はいわゆる「ラーメン」ではなく、「完全体麻婆麺」とも言える新しい立ち位置を確立しています。
昔の麻婆麺のイメージって「麻婆豆腐がラーメンの麺に乗っただけ」だったじゃないですか。
その既成概念をぶち壊すインパクト。「麻婆麺とはラーメンではなく麻婆麺なのだ」と理解させる皿と味の迫力。


卓上調味料の方々


山椒オイルを加えると一気に花椒の香りが花開く


無料ライス!無料ライス!


ライスには食べるラー油もオススメ


味玉半玉ついてくるのウマーん


〆はおかわりからのごはんダイブ


まぜまぜ


DO-N



これはスパイスと麻婆が織りなすタイフーンやで!
もうおじさんにっこりしちゃう!!



  特長  

①スパイス



なんといってもこのスパイス群が最大の特長。
輸入スパイス・ハーブ専門店「神戸スパイス」さんから仕入れたスパイスを使用しており、厳選した20種類ほどをオリジナル調合しているのだとか。
麻婆麺の特徴である辛さと痺れに、さらにもう一つの魅力を付与したスタイルですね。


②豚骨ベース



麻婆麺には珍しい豚骨スープを使用しています。
おじさんの予想では、麻婆+スパイスというピーキーな組み合わせをやわらげ調和させるのと、豚骨ラーメンのテイストを取り入れて食べやすい味付けを目指したのかな、という感じ。
しかしながら麻婆およびスパイスとの親和性もあり、味のバランスはしっかりと保たれています。スゲーデス。


③ごはんサービスおかわり無料、チャイorコーヒー付き



はい、テンション上がるやつですね。
無料サービスのごはんですが、よく噛みで甘味を感じられるグッドなお米を使用されており、少し固めの炊き上がりで麻婆と合わせることに最適化されているところもポイント。
無料サービスにも手を抜かない姿勢に感激せずにはいられない!




チャイorコーヒーのオススメはチャイ。
甘さと独特の清涼感で、スパイスで刺激の高まった口内をやさしく癒してくれます。
持ち帰りながらも飲めるし、スタッフさんに言えばフタももらえます。


  ランチメニュー  

豚骨麻婆麺:800円(税込)



ベーシックメニューの豚骨麻婆麺。
辛さもシビレも控えめで、万人受けするテイストに仕上げられています。
まずはこれから食べることをオススメ!


咖喱麻婆麺:850円(税込)



カレー風味の利いた麻婆麺。
カレーと麻婆麺… この組み合わせはスパイスの扱いに長けたサワキチさんならではの発想ですね。
完全に別ジャンルの味ながらバランス崩壊させず、突き抜けた美味しさへと昇華させている圧巻のメニューです。


麻辣麻婆麺:950円(税込)



辛さとシビレを尖らせた麻婆麺。
普通の辛さじゃ物足りない、辛味フリークなあなたに。
頂点に添えられたブドウの実のようなスパイスが、高次元の辛さを象徴しているかのようです。


【船場本店限定】モッツァレラ麻婆麺:950円(税込)



大きめカットのモッツァレラチーズが4切れ横たわった、船場本店限定メニュー。
チーズはもちろん良く合いトッピングですが、果たしてこれは… インパクトの塊やで~!
そのままガブリといくも良し、ほどほど溶かして麻婆とのフュージョンを楽しむも良し。


  トッピング  

辛肉味噌:50円
生卵:50円
煮玉子:50円
チーズ:50円
魯肉(ルーロー):100円
パクチー:100円
チキンカツ:200円

※すべて税込


 おじさんお勧めのメニュー! 

★咖喱麻婆麺



亜空間のスパイス体験ができるメニュー。
サワキチさんのメニュー群では一際異彩を放ちながらも、その完成度の高さはヤバイです。

控えめに言って虜になること間違いナシ!


  ディナーメニュー  







お酒の提供もされていますね。
ちなみに価格は外税なので、ランチのリーズナブルさが際立ちます。
お店さんとしても、まずランチを味わってみてほしいという気持ちがあるそうです。


  まとめ  

本日もおいしくいただきました。

麻婆麺が2018年からジワってきたルーツは正確に掴めていませんが、東京→大阪の流れだけでなく大阪独自で文化の醸成を遂げた味が多くありそうだなと感じています。
その中でも確固たる支持を獲得し、大阪→東京という逆転現象を生み出したのが今回のサワキチさんであります。



ブームの到来から約1年が経過し、主に「辛さ」と「シビレ」の2つを基点としたテイストが軸になっている麻婆麺ですが、そこに「スパイス」を加えたことで、すでに見え隠れしている過当競争やコモディティ化の流れから早々に脱却しているのは特筆に値します。

また仲間内で最初に同店を発掘したピッコロさん曰く「カレーライスがうまかったのに(ランチメニューから)無いなってしまった」というセリフが示す通り、サワキチさんは麻婆麺専門店ではなく、あくまで「スパイス食堂サワキチ」なのです。



麻婆麺というムーブメントを取り入れつつも、独自のアイデンティティーの模索をそれ以上に惜しまない。
その前衛的でアグレッシブな姿勢が今の評価につながっているような気がします。

最後にピッコロさん提供でオープン当時のメニューを掲載したいと思います。
サワキチさんが試行錯誤されてきた軌跡を垣間見ながら、東京築地店の繁盛を願いまして。

ごちそうさまでした!



カレーライス童貞のおじさん


上に乗ってる唐揚げがうまいらしいカムバックはよ!


当時のメニュー表


  お店情報  

◆サワキチ船場本店
大阪府大阪市中央区南船場4-10-20
グランドメゾン西心斎橋1F
TEL:06-6282-0400
営業時間:
ランチ/11:00~15:00(L.O.14:30)
ディナー/18:00~24:00(L.O.23:30)


◆サワキチ梅田兎我野町店
大阪府大阪市北区曽根崎1-6-23
千種会館1F
TEL:06-6363-2600
営業時間:
ランチ/11:30~15:00(L.O.14:30)
ディナー/
(日~木)18:00~24:00(L.O.23:30)
(金~土)18:00~26:00(L.O.25:30)


◆サワキチ東京築地店
東京都中央区築地6-21-4
築地大長ビル1F
TEL:03-6260-6288
営業時間/
ランチ/11:00~15:00(L.O.14:30)
ディナー/17:00~24:00(L.O.23:30)