【閑話休題】夏の思ひ出 ~幼少追憶編~

更新:2015年07月24日 17時32分30秒

投稿:2015年07月24日 16時09分05秒

おじさん日記


コンチニワ。
夏本番が近づいて参りました。
みなさんいかがお過ごしでしょうか?



珍しくちゃんと挨拶文を書こうと思ったおじさんです。




おじさんはいつも元気です
こんなサワヤカじゃないけどさ!




このあいだ珍しく親戚からLINEがありまして、なんだなんだと見てみたところ



「こんどみんなで柳川食べにいくねんけど、おまえもけーへん?

東京やけど( ´∀`)」





なにこの嫌がらせ。





悔しいから

「ザンネン、その日はすき焼き食いにいくからムリやわ」

って返しました。





まぁ完全にウソですけど。





真夏に鍋とかアタマおかしいんじゃねーのバーカバーカ!!
ハァハァ‥



人と鍋なんて何年食ってないんだろうと我に返ったおじさんでした。





やめてそれ以上いわないでェエエエ





 よみがえる夏の思ひ出 



さて、柳川と言えばどじょうです。
おじさん、食べたことはないんですが実はどじょうには思い出があります。
そう、昔よく行った夏祭りには”どじょう釣り”なる夜店があったのです。




これは金魚すくい



エサをつけたヒモでどじょうを釣る、ザリガニ釣りみたいな原始的な遊びです。
釣ったどじょうはもらえるので、3匹ほど釣りまして自宅に持ち帰りました。
さて、こいつらどうするか‥ 当時小学生のおじさんは考えた末、家で母親が飼っていた金魚といっしょにどじょうを飼うことにしました。




ラブリー




ちょうど夏休みの自由研究のアイデアが欲しかったので、どじょうを飼ってみようと思いついたワケです。
さっそく金魚の水槽にどじょうを入れたところ、やつらはとても元気でした。
夜店の生き物はすぐ死んじゃうことがあると聞いていたおじさんはひと安心です。



異変が起こったのは一週間後。



朝起きてエサをやろうと水槽をのぞくと、金魚が何匹か腹を浮かべて死んでいる。
他の生きてる連中も、泳ぎがおぼつかなくフラフラしています。
元気なのはどじょうだけ。



え? なに!? なにがあったん!!?



幼いおじさんは焦ってエサをやります。
食え! 食ったら元気になるやろ!
金魚がちゃんとエサを食うか注意深く観察していると、驚くべき光景を目の当たりにしました。





どじょうがエサ全部食ってるゥウウウ!!!





なんと金魚がエサを食うまえに、どじょうが水底からニョロニョロとくねりながら昇ってきて先に全部食ってしまうではありませんか!
幼いおじさんにも、金魚が死んだ理由がやっと分かりました。





餓死。





これはイカンザキ!
慌ててどじょうをとなりのカメの水槽に移しましたが(カメも飼ってました)、時すでに遅し。
あわれ体力のなくなった金魚はその後エサを満足に食えず‥





全滅。





母親にばっちりシバかれました。

なんでおれがシバかれなあかんねん‥





ゆるさん、どじょう!!





もう自由研究とかどーでもええわ、あいつらウラの田んぼに捨てたると鼻の穴ふくらませながらカメの水槽を見にいくと







カメがどじょう食ってるゥウウウウ!!!!







どじょう





全滅。






わたしが頂点だ





自由研究のタイトルは”食物連鎖”になりましたとさ。





おわり。