とり唐揚定食
700 円
知る人ぞ知る名店と呼ばれる、うえ河。
安くて美味しい隠れ家的な店との評を聞き、まずはランチに訪れてみた。
定食屋然としたメニューは至って普通。
からあげ定食を選ぶ。
出てきた定食は見た目からボリューム感にあふれていた。
まずサラダの量がすごい。
小さいにんじんやメロンまでついている。
からあげも大振りのモモ肉が6個盛り。けっこう多い。
これに小鉢のやっこと味噌汁に漬物。
気になるお味は素朴で安心感のあるもの。
どれも標準より斜め上という塩梅で悪くない。
メインのからあげはコロモがカリッカリの中はしっとり系。
食べ始めはちょっと味うすいなと思ったが、後半はちょうど良いカンジになった。
量が量だけに、油がキツくなるのも計算の内なのか。
おかわりもして、かなり満腹。
次回は限定のだし巻きも食べてみたい。
他人のオーダーを眺めていたが、これまたかなりの大きさだった。
うむ、すばらしい。
12時を回るとかなり混むので、行かれる場合はお早めの時間がオススメ。
北野定食
800 円
懐かしの北野屋でランチ。
10年ぶりくらいかもしれない北野定食である。
学生時代、梅田に遊びにきたら2回に1回は通っていたことを思い出す。
内容はエビフライが2尾にムネ肉のからあげが5.6個、デカ盛りごはんに味噌汁。
不変のメニュー構成だ。
まずはエビフライ。うまい。マヨかかりすぎ。でもうまい。
お次はからあげだが、これが思いのほか記憶している味よりもおいしく感じた。
昔はパサついてるしあんましおいしくねぇなぁなんて思っていたが。
ムネ肉にしてはしっとりとしている。
悪くない。むしろ良い。
おそらく、からあげと言えばモモ肉という食べ盛り世代の記憶からの引用だからそういうイメージになっていたのかもしれない。
今現在、このからあげはなかなかアリである。
つまり歳を取ったということか。
10分ほどで余裕の完食。
しかしおかわりはできなかった。
ごはんはデフォで丼である。
隣席の青年が2回目のおかわりをコールするのを横目に見ながら店を後にした。
ごちそうさま。
まけんきラーメン 麺大盛り
720 円
スープのベースはとんこつ醤油。
濃厚で脂成分が高い。
味のキレは弱めだが、このラーメンはキムチバーのキムチとニンニクを盛大にぶちこむことで真価を発揮する。
キムチの辛味とニンニクの風味がスープと融合し、一気に旨みと切れ味を加速させる。
おそらくこれを前提としてこのラーメンは存在するのだろう。
麺は若干の縮れをともなった中細麺。
スープの絡みが非常に良いため、すする手が止まらなくなる。
チャーシューは脂がガツンと乗ってて分厚い。
醤油味がしっかり通っていてスープと合い、かなり美味。
ごはんとも相性抜群だが、そのときは高菜もいっしょに食べていただきたい。
この組み合わせは是非試してみるべきだろう。
平常時に食べるのはかなり重ためなので、飲んだ〆に利用するのが最高のチョイスだと思われる。
欲を言えば休日前に。
キムチとニンニクの作用で翌日は出歩きにくくなるだろうから。
しかしそのリスクを背負ってでも食べるに値する一品である。
日替り 石焼ビビンバとラーメン
450 円
おそらく谷九~上本町でもっとも安い大衆食堂。
日替りメニューの石焼ビビンバと汁物はラーメンをチョイス。
ビビンバはちゃんと鉄鍋でジュージュー言わせながらの配膳。
ほうれん草やナムルなど、具材もしっかり入っていて普通においしい。
ラーメンは太麺でうどんのようなかんじ。
ばっちりお腹がふくれる超バリューメニュー。