コンチニワ。
チキンといえばケンタッキーなおじさんです。
さいきんでこそあまり食べませんが、かつては週2で食ってました。
当時チャリで片道15分かけて最寄り駅の店舗まで通ってました。
我ながら執念を感じずにはいられません。
そう、フライドチキンの魅力と言えば。
”フライド”という名称にはおよそ似つかわしくないあの衣の柔らかさです。
おまえフライドしてるのになんでそんな柔らかいんだよと。
おかしいだろうと。
小さい頃のおじさんは苛立たしく思ったものです。
奇妙に理屈屋でしたから。
わたしの偏屈は生まれつきだ。
しかしながら持っていますね、腑に落ちないながらも食べれば分からざるおえないオリジナリティあふれるスバラシイ食感。
そして食べた瞬間ほとばしるあのスパイス感ですよ。
ハーブ的と言っても差し支えないでしょう、えも言えぬ旨味を内包しています。
かつジューシーでもある。
なんでもアリかおまえは。
そんなわけできょうはみんな大好きケンタッキーフライドチキンを、なんと自宅で再現できる!アイテムを紹介したいと思います。
これ、かなりオススメだぜ?
まずは準備しよう
業務スーパーで冷凍ブラジリアンチキン(もも)を購入
2kgで808円です
ヤシィ!
牛乳と玉子も用意
ここで本日の主役に登場していただきましょう。
ケンタミックスパウダーくんです。
彼がケンタッキーフライドチキン(以降はKFCと表記)を自宅で作るためのキーマン。
おじさんたちは別名”魔法の粉”と呼んでいます。
お値段は600gで1,000円也(送料別途)。
このケンタミックスパウダーは、
吉祥園さんというお茶の葉を販売している会社さんにて提供されているオリジナル商品です。
2002年9月から販売されており、実に13年のキャリアを誇るロングセラー商品。
ずばりKFCを自宅で再現するために独自開発されたようですが、なぜ茶葉を扱う会社がフライドチキンの粉を開発したのかはいまだに謎です。
よほどのKFC通が在籍されていたのでしょうか。
情熱力パねぇな。
パッケージ裏面にはハウツー
細かくハウツーが書かれており、基本的には圧力鍋での調理を推奨しています。
肉の柔らかさとか仕上がりが違うんでしょうか。
もちろん普通の鍋でも調理可能です。
本日はケンタミックスパウダー歴6年の猛者であるオーガさんにオペレーションをお願いしました。
おじさんは写真撮影という大事なお仕事があるので泣く泣く辞退。
やったことないですけどね、調理。
オペーレーション開始
オーガ式調理法を詳細にお届けします。
これを読めばあなたも今日からKFCマイスター。
鶏肉を解凍し、スジをカット
身のほうに賽の目状に切り目を入れます
お次は液作り
卵を溶いたところに牛乳を加える
鶏肉を軽く浸す
ケンタミックスパウダーはこんなかんじ
この時点でイ~イ香りを放出しています
タッパーに出す
液に浸した鶏肉をin
しっかりめに粉をまぶす
ハウツーにはビニール袋もしくはタッパーで蓋をしてからシェイクして粉をまぶす方法が書かれていますが、このへんは好みですね。
手が汚れるのを好まない方はハウツー方式をオススメします。
しかし料理に汚れはつきもの。
それを厭うような軟弱な精神では美味いKFCは作れんのだ。
男は手料理。
圧力鍋に油を入れ、180度にして肉を投入します。
油の量は肉が浸かるくらい。
重ならないように入れるのがベターですね。
肉投入後は強火にし、すぐに蓋をします。
ピンからシューシュー音がしだすと、空気が抜け圧力がかかり始めた合図。
とろ火にし、5分ほど置きます。
圧力をかける時間が長いほど、チキンが柔らかくなります。
分数は肉の大きさにも左右されるので、目安にしてください。
5分経ったあと、再び強火に。
この火加減でコロモの硬さを調整します。
柔らかめなら30秒、硬めなら1分が目安。
今回は1分で調理しました。
お好みの時間で火を止め、ピンを抜いて圧を開放します。
シューという音がしなくなったらすぐに蓋をあけ、チキンをサルベージ。
クッキングペーパーで10分ほど油を切れば‥
完成です!
チキンつながりで今回はワイルドターキーで撮ってみました。
ターキーはチキンじゃねぇだろ的なツッコミは要りません。
ターキーうまいやん。
うまかったらええんや!(無理くり)
食べるでー!!
もうね、紛れもなくKFCですよ。
食欲を増進する匂いと肉の柔らかさ。
そしてスパイス感が疾走するあの味。
どれもがオリジナルに近しいレベルであると言えます。
おじさん、ちかっぱにっこりです!
2度揚げした上におじさんちが暗いので茶っぽい色合いになっているところだけはちょっとオリジナルとは違いますが。
あと、衣は若干硬めです。
一応”唐揚げ粉”なんですよね、このケンタミックスパウダー。
それでも普通の唐揚げ粉よりは柔らかく仕上がっていますよ。
総 括
いや~、いつもながら期待を裏切らない味ですね。
美味しいのはモチロンですが、調理がカンタンでコストパフォーマンスにも優れているので、イベントとかするときに目玉の一品として作ってみるのも良いでしょう。
インパクトは大大大です。
あといっつも思うんですが、お弁当にコレが入ってたら友達に自慢できますよね。
「おれんち、ケンタッキーのフライドチキン作れるねんで~」的な。
おじさんが子供のときにこのパウダーがあったら、絶対親に泣いてたのんで入れてもらっていたことでしょう。
もしおじさんに子供ができたら逆にお弁当に入れてやりたいと思いますね。
いつできるのかはしりませんが。
お ま け
実はこのKFC、今回おじさんちのホームバー3周年パーティの目玉として使用しました。
早いものでもう3年ですよ。
オーガさんとプリ村さん、namiちゃんからそれぞれお祝いをいただきました。
オーガさんから”花の舞”を。
プリ村さんからは”亀泉”をいただきました。
どっちも花が咲いたかのようなフルーティーさ、かつ料理に合わせずともこれだけでグイグイのめちゃう純血酒飲み仕様です。
コレハヤバイヤツヤ。
namiちゃんからは”蒼空”をいただきました。
純米酒らしい粗さの中に、ほんのり香る甘みと颯爽としたのどごしがあります。
パフォーマンス良好な一本ですね。
しかしまぁ3人そろって日本酒染めとは。
骨の髄まで日本人ですねおまえら。
いわずもがな、しこたま飲みました。
おじさん、勢い余ってウレションしちゃうわコレ~にっこり!
3人以外にも、ピッコロさんやピッコちゃんを始め10人を超える友人知己のみんなが来てくれまして、飲んだくれて騒ぎました。
みんな、3年目もありがとう!
来年の周年まで元気でいろよ!
また飲みつぶれようぜ!!
ごちそうさまでした!
■お店情報■
吉祥園(きっしょうえん)
URL:
http://kissyouen.com/